こんにちは。ホクト(@tomadip)です。
現在、バンコクのノマドエンジニア育成講座「iSara」に第五期生として参加しています。
[memo title=”MEMO”]iSaraとは
プログラミング知識の習得とともに「個人経営におけるマインドを学ぶ」ためのプログラム。現役フリーランスとして活躍する方々が講師となり、フリーランスとして生きていくために必要なコトを3週間で学習します。[/memo]
DAY13.「マイクロビジネス起業」について
iSaraで重要視されている「営業力」も強力なビジネススキルではありますが、それを上回る価値を持つのが「自ら事業を作り出す力」です。自ら事業主になれば、労働者に比べ、時間とお金の面で自由になることができます。
まず参考までに、本日講師をしてくださったケースケ(@Keisukexlife)さんがこれまでに立ち上げたビジネスをご紹介します。
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・代理店事業
・イベント集客事業
・オフィスレンタル
・転職エージェント事業
・自宅賃貸
・セミナー講師
・企業コンサル
etc…
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もはや数が多すぎて、常人には到底イメージもつきません。笑
これだけの実績がある方が解説してくださっている内容なので、個人でビジネス立ち上げを考えていらっしゃる方は、ぜひ参考にしていただければと思います。
1:マイクロビジネスとは
マイクロビジネスとは、その名の通り「小規模・少人数」のビジネスを指します。
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・壮大なビジョン
・多額の資金
・大きなリスク
・仲間
・自分のスキル
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一般的な「起業」に求められるような上記の要素は不要です。「月5万円稼ぎたい」「もっと自由な時間が欲しい」など、理由は人それぞれでOK。志が高いか低いかは関係ありません。
2:iSaraもマイクロビジネス
今僕たちが受講しているiSaraも、元をたどればマイクロビジネスです。
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・サイトはLP1枚のみ
・初期費用たった6万円
(デザイン3万円、コーディング3万円)
・当時、運営メンバーは全員知名度なし
(ケースケさん、マナブさん、ショーへーさん、ユーキさん)
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3:マイクロビジネスは現代に適した起業方法
現代は、変化の流れがどんどん加速しています。最近、経団連の会長が「終身雇用を守るのは難しい」と発言したことが話題になりましたね。予測不能な事態が次々に起きている今では、大企業に勤めていても「安泰」とは言えない状況になっています。
しかし、「小資本・少人数」で身軽にビジネスを始められるスキルがあれば、時代の変化に柔軟に対応することが可能です。「仕事が無いなら、仕事がある状態を作れば良い」という考え方ですね。不安定な時代においてマイクロビジネス起業は、ある意味「究極の安定スキル」です。
もし、マイクロビジネススキルを身につけられれば、
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・無限にビジネスを作れる
・会社に就職しなくても、一生食いっぱぐれない
・0から何度でも立ち上がれる
・競争を避けることができる
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というメリットがあります。
マイクロビジネスは、競争が発生していない領域を探して作るものなので、競合関係で消耗する可能性は低くなります。競争が激しくなってきたと感じたら、別分野でビジネスを立ち上げれば、また競争から逃れられます。
4:副業の「見えざるリスク」
[alert title=”注意”]
最近は企業が副業を解禁する流れになっています。「副業=空き時間にサクッとやる」という認識を持つ方も多いですが、実はこれは誤りです。(「会社以外でのアルバイト」を副業と呼ぶのであれば話は別ですが)
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マイクロビジネスといえど「起業」であり、副業として始めるとしても、本業以上に本気でやる必要があります。
「副業を頑張って、副業収入が本業収入を超えたら本業をやめればOK」という意見もありますが、これを達成できる人はそういません。 平日クタクタになるまで働いた後に、「本気で結果を出すためのビジネス」に全力を注げるかと考えた時に、難しいと感じる方は多いのではないでしょうか。
ですので、本気で副業をしたいのであれば、「今の仕事量を減らす」といった環境づくりをする必要があります。簡単なことではありませんが、時間の融通が利く仕事に転職をするのも一つの手です。
5:オリジナルの商品=最高のポートフォリオ
オリジナルサービスや商品は、「フリーランス=一人会社」にとっての最高のポートフォリオになります。クオリティが高いかどうかは関係ありません。しょぼくてもOKです。
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・サーバーサイドの言語を学んで、小規模Webサービスを作る
・自分の商品とLPを作って公開する
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Web制作者であれば、上記のような例がありますね。フリーランスチームへの所属や、企業への就職を考える際にも、「自分の商品やサービスを作った」という経験は評価されるはずです。
6:マイクロビジネスを始めるためのステップ
マイクロビジネスを進めていく理想的なステップを、iSaraの例を交えてご紹介します。
6-1:初期費用はおさえる
初期費用はLP代のみ
6-2:売れそうな商品を考え、仮説を立てる
プログラミング×10万稼ぐをテーマにする
6-3:成果を出している同業があるか調べ、研究する
同業他社について調査する
6-4:マーケット需要を確認する
「月10万稼ぐエンジニア講座をやります」という情報を出す
「参加したい!興味ある!」というコメントがつくかを確認
6-5:アンケートを取る
資料請求があった方に「〜という内容を考えていますが、受講検討されている皆さんは何を聞きたいのか教えてください」とアンケート送付
6-6:リリース、販売してみる
LPを公開し、受講希望者の面談を実施
6-7:売れたら、実際に商品化する
面談で成約後、細かいコンテンツ開発にうつる
この流れの中で、以下の2点は特に大事です。
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6-3:成果を出している同業があるか調べ、研究する
→自分が売りたいものを、「すでに売れているもの」に寄せにいく
6-4:マーケット需要を確認する
→いかに「先に売るか」を考える、需要ベースの商品開発が最強
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7:販売実績のないサービスを売るために
世の中のビジネスは、ざっくりと以下の2つに大別できます。
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・製品を売る(現物の販売)
・サービスを売る
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多額の初期投資や在庫リスクがないという点で、「サービスを売る」方がマイクロビジネス向きです。では、これまでに販売実績がない新しいサービスを売るためには、どのような手法を取るべきなのでしょうか。
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・他社で売れている販売方法を真似する
・商品開発しつつ、アンケートで市場の声を聞く
・成約までのハードルを下げる(無料提供、対面販売など)
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3点目は特に大事です。初期段階では、価格に対して過剰なまでのサービスを提供して、満足度を高めることに注力しましょう。良い評価が得ることで、その後の実績になります。
8:マイクロビジネス立ち上げには何が必要?
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・ビジネスアイデアがなければ、ビジネスを始めることはできない
・革命的なビジネスアイデアがひらめいた人が起業している
・アイデアはユニークでないと価値はない
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「起業 = 特別なアイデア」という上記のような認識を持っている方は、少なからずいると思います。しかし、良いアイデアが湧くのを待っていては、いつまでたっても、その場から動けないままです。
成功している新規事業は、すでに世の中で受けいれられているビジネスを改良したり、組み合わせたりして作られています。ですので「革命的なアイデア」というものは、ほとんど存在しません。
0から考え出そうとするのではなく、「うまくいっているビジネスの収益モデル」を知り、考えるための引き出しを増やしておくことが大切です。マイクロビジネスに求められるのは、「ビジネスモデルを組み上げる力」であると認識しましょう。
まとめ
以上、本日はマイクロビジネスについての講座をまとめました。
「起業」というと、今まで勤め人だった自分にとっては遠い世界のように思っていましたが、肩肘を張らなくても挑戦できるものだと実感でき、ワクワクしています。せっかくLPやWordpressサイトが作れるようになったことですし、今後自分の商品やサービスを作りたいです。
ここまでの講座で「付加価値をつけること」「適切なマーケットを選定すること」の2点について、基礎的な視点を養うことができたと感じているので、あとは自分で仮説立てして実践あるのみです。
引き続き明日以降も、学んだことをシェアしていきます。
それでは。